住宅ローン借り換え

昨今の長期金利最低更新のビッグウェーブを受けて住宅ローンを借り換えました.
もともと住宅ローンを借りたというか家を買ったのが2008年の2月ということでちょうど7年というところだったのでこれはもう乗るしかないこのビッグウェーブに,ということだったわけです.

当時はリーマンショック前でマンション業界もイケイケドンドン,新価格新々価格とかわけわかんないことを言ってる時代でした.
花小金井から徒歩15分とかの一軒家でも7000万弱とかわけわからん値段設定でも売れてるという,ちょっとおかしなマインド(プチバブル)でした.

その中でお安くかつ駅までフラット10分圏内のマンションをたまたま見っけたのでほぼ衝動買いに近い状態で買ったのが今の家.
もちろん商品券稼ぎのためにモデルルームめぐりはしていたわけですが…

さて,そんな中で購入したマンションですし当時はまだ30前後ということもあってそんなに金もなく,また金利上昇が短期的には予想しづらかったので変動とフラット35のミックスでローンを組みました.
結果としてはリーマンショックがあって政府金利が2段階下がったので変動金利(゚д゚)ウマーという状態だったのですが,さすがにアベノミクス金利上昇局面に来つつあるのに対して,長期金利が底を打ってるというのもあって,今回重い腰を上げて借り換えを実行したのでした.

住宅ローン借り換えについてはいろんなサイトで紹介されているのですが,自分がググって調べていまいち不明瞭だった点についていくつか備忘録代わりに.特に次の3つが印象深いです.

  1. 借り換えにかかる期間はなんだかんだ言って最短1か月
  2. 登記謄本はネットで取り寄せられる
  3. 借り換え決済日は割と忙しい

1はこの借り換えを実行しようと見積もりだしたのが1月中旬だったのですが,それでも結構ギリという感じでした.どうしてこう金融機関は悠久の時が流れているのか…
借り換えだと通常借り換え前の金融機関から抵当権抹消証書が抵当権抹消後(≒完済後)に送られてくるわけですが,それだと借り換えの場合同日決済するのにいろいろとアレなので,抵当権抹消証書を同日発行して抵当権の再登記をしないといけません.この調整が事前に必要なのです.銀行によっては1週前までに言って,とか書いてるところもありますが,多くの金融機関では特に明記してません.めんどくさい人たちだ…

2は事前の準備で一番めんどくさいイベント『法務局へ現在の登記謄本を貰ってきてローン申し込みする』なのですが,そのために悠久とか使って法務局いくのめんどくさいですよねー,ってことで調べたらなんとネットで取り寄せができるんですね,これはビックリ.しかも住基カード要るのかと思ったら要らないし…これは皆さんにお勧めできますね.
登記情報提供サービス

3は1にある通り同日決済同日再登記が必要なので朝一で銀行に行って完済手続きをしてすぐに再登記を司法書士にしてもらわないといけません.それで抵当権抹消証書をさっさと貰わないといけないのですが,これ本人しか受け取れないというトラップがあるので,借り換え先からお金が振り込まれないといつまでたっても先に進めず拘束されます…り〇な銀行のおばちゃんによると,昼過ぎまで振り込まれなかったケースもあってアレとかどうとか…ホンマかいな.
というわけで決済日は予定が読めないので休むくらいの気持ちでいたほうがいいと思われます.

バタバタしましたがり〇な銀行→イオン住宅ローンサービスへ無事借り換えが住みまして,昨日登記情報が送られてまいりましたのでブログにした次第です.フラット35金利は1.1%,支払期間も短縮しましたが,年間支払額は大きく変えずに支払期間と総支払額の短縮に成功しました.変動0.975%+フラット2.75%の組み合わせだと変動金利分の金利上昇寄与が少ないのでお得になっている感じです.
なお,イオンにおけるフラット35取扱い金融機関はイオン住宅ローンサービスであってイオン銀行でないのでご注意ください.3月いっぱいの実行であればイオンカードセレクトゴールドカードを作ると手数料が税抜き1.0%と通常より0.7%安くなってるのもあってお得だったのですが,もう間に合わないっすね…

というわけで今はイオンセレクトゴールドカードが届くのを心待ちにしているのですがいつまでたっても届きません…いつ届くんだろ.