↑と書いてはみたが。

皆さん「あー死ぬー!」と思ったことがあるだろうか?
いやね「食いすぎて−」とか「可愛すぎて−」ってのは除いて。
私は何度かある。何度どころじゃない気もするが。

普通の人はそういうときに初めて死を意識するのだろうか。
ハイデガーが「先駆的死を了解しなければ云々」と語っているが、
人間いつごろ死を意識するのだろうか?

自分は正直怖い。人生70年として、35歳になったときが怖い。
折り返し地点を過ぎるのだ。もう残りの人生、これまで以下しかないのだ。
親に聞いてみたい。怖くないのか、と。

親は言った。「気がついたらそんな年なんだよ」

…なんだか田口トモロヲになってしまったな。

初めて自分が死ぬことを意識したのは保育所のころか。
いいとこの坊ちゃんではなかった自分は親が共働きだったので、
保育所に預けられていた。
ある日、保育所の同級生が死んだ。5歳だった。
たこ八郎が死ぬちょっと前だったよな。
あの時初めて人が死ぬ、というところをみた。

そのころからだった。死ぬことを考え始めたのは。

皆さんはどうでしたか?