死ぬこと。

昨日の続きみたいな感じで。

自分が人の死ぬところをはじめてみたのはじーちゃんだった。
死ぬ瞬間を見た。
あー、これが死ぬってことか。って思った。
でもじーちゃんは老衰で穏やかに死んでいった。
大往生だった。
あーいう風に死ねれば最高なのかもしれない。

じーちゃんの奥さん、つまりばーちゃんは、そうでなかった。
自分は卒論の時期で残念ながら死に目には会えなかったのだけど、
MRSAで大変苦しんで死んだらしい。
目も当てられないほど。
ホントかわいそうだと思う。

そして、つい最近。高校時代の同級生が死んだ。
今年は1周忌。
同級生で付き合いのあったのは僕一人で、
葬式も若者は自分ひとりだけしかいなかった。
そのせいか、あちらのお父さんが自分の息子のように
よくしてくれる。
今日も米を30kg送っていただいた。ありがたい。
そういうこともあって、自分はもう一人の人生を
背負って生きている。

人が死ぬってほんといろんなことを残していく。
決してなくならないものなのです。