学校の成績だけではないが。

所得の低い人、低い家庭に育った人は『社会の上流工程』につけないと言うことを何とかすべきではないのか。貧乏な人は頭が筋肉になればいいのか?序列がどうとかではなく、結果、官僚や商社や証券の人ばかりが儲かり、それを支える物を作る人、運ぶ人、管理する人が薄給で働いてしまっているのだ。そのような社会構造がどんどん進んでる現状をどうするのだ。そういう根本的なところを直してこその『改革』ではないのか。
このままでは20年後、大変なことになるぞ。

「所得、学力に影響」前原氏「成績で序列つけるな」首相

2006年 2月 7日 (火) 20:00

 民主党の前原代表は7日の衆院予算委員会で、所得格差の拡大が子供の学力水準に影響を及ぼしているとして、小泉首相に論戦を挑んだ。

 前原氏は、東京23区における就学援助率と、都が実施したという小学5年生と中学2年生の学力テストの平均点をもとに同党がつくったとするグラフを示し、「就学援助率と学力に右肩下がりの相関関係が出ている」と指摘。「格差が再生産され、希望格差がどんどん開いている。子供にしわ寄せがいっていることにどう取り組むのか」と首相の対応をただした。

 これに対し、小泉首相は「就学したい人に対して、生活が苦しいから学校に行けないということはなくさなくてはいけない」と応じたが、「学校の成績が良くないからといって悲観することはない。人間の力は学校の成績だけではない。学校の成績で序列をつけるべきでない」と語り、議論はすれ違った。