その歳で親に付き添われて受験するなよ…

乗り過ごし受験生救う 三鷹駅 JR東が温情停車

2006年 2月 3日 (金) 03:10

 特急を乗り過ごし入学試験に遅刻しそうになった受験生を助けるため、JR東日本は二日、特急電車を通常止まらない駅に緊急停車させた。

 JR東日本によると、受験生は高校三年の女子生徒。独協大(埼玉)の入学試験のため、長野県の信濃大町発、新宿行き特急スーパーあずさ6号に乗り込んだ。地方試験会場の東京都立川市に向かっていたらしい。

 生徒は、特急が午前十時五分ごろ八王子駅(東京)を出た直後、立川駅を通過し新宿駅まで停車しないことに気付いたという。生徒は母親に付き添われ、車掌に相談。後発列車の運行に影響がないことを確認し本来は通過する三鷹駅(東京)に緊急停車。生徒は無事試験に間に合ったというが、JR東日本は「今回は特別措置です」と説明している。